1. 何のために話したいか

最初に、目的を一文で書いてみます。「半年後の旅行で、注文と道を聞くのに困らないようにしたい」「仕事の打ち合わせで、聞き返されずに自分の意見を言いたい」のように、いつまでに・どんな場面で、まで書けると選びやすくなります。

目的によって、合う形が分かれます。

  • 人と話す練習をしたい:オンライン英会話。講師と画面越しに、1回25分ほど話します[1]。言いたいことが口から出てこない、聞き取れない、という悩みを人前で練習する場です。
  • 一人で、すき間の時間に練習したい:英語アプリ。1回3分ほどから進められるものもあります。講師と話すレッスンが入っていないプランもあり、その場合、人と話す練習は別に必要です[3]。
  • 先生に対面で教わりたい:教室。通う時間と場所が決まるので、予定を自分で組むのが苦手な人に向きます。その分、ほかの2つより時間の自由はききません。

今は始めなくていい人

次に当てはまるなら、申し込むのは少し先でかまいません。

  • 目的が「なんとなく話せるようになりたい」から先に進まない
  • この先2か月、週に1回も25分を取れない日が続きそう
  • 中学の単語や文法から不安で、人と話すこと自体が負担になっている

3つ目の人は、まず一人で進められるアプリや手元の教材で基礎をさらい、話したいことが出てきてから人と話す練習に移るほうが、お金と気持ちの負担を抑えられます。

2. 週に何回、25分を取れるか

プランは回数で値段が変わります。先にカレンダーを開いて、25分を確保できる日を1週間分数えます。予習や復習もするなら、もう10分ほど見ておきます。

回数が決まったら、1回あたりの値段で比べます。たとえば、DMM英会話は月8回で4,880円、毎日1回で6,980円です[1]。

  • 月8回のプラン:4,880円÷8回=610円
  • 毎日1回のプランを週2回(月8回)しか受けない:6,980円÷8回=約873円
  • 毎日1回のプランを毎日受ける(月30回):6,980円÷30回=約233円

月8回のプランは、8回使えば1回610円です。週3回(月12回前後)受けたい人は、月8回のプランでは回数が足りません。その場合は毎日1回のプランになり、12回使えば1回約582円です(6,980円÷12回)。月8回以内に収まるなら、月8回のプランで足ります。「毎日やるつもり」で選ぶより、先月の自分の予定で数えるほうが外れません。

ネイティブキャンプのように回数無制限のプランもあります。月7,480円で、その場で空いている講師と話すレッスンは何回でも受けられます。ただし、講師と時間を決める予約のレッスンには別にコインが必要です[2]。決まった講師と続けたい人は、予約の分も合わせて考えます。

アプリも、払い方で月あたりが変わります。スタディサプリENGLISHは月払いだと月2,178円、12か月分をまとめて払うと一括20,856円で、月あたり1,738円です[3]。月あたりは安くなりますが、最初に2万円を超える額を払います。続くかどうか分からないうちは月払いで始め、3か月続いてから、まとめ払いを考えても遅くありません。

忙しい月が来たときの扱いも見ておきます。DMM英会話のように休会できるサービスでも、休会の申請は自分で取り消せない、といった決まりがあります[1]。

3. 無料体験のあと、どうなるか

無料体験は、期間が終わると自動で有料プランに移るものがあります。ネイティブキャンプは7日間の無料トライアルのあと、自動で月額のプランに移り、初回の支払いは終了日の翌日です。続けないなら、終了日までに退会すれば料金はかかりません[2]。

体験の期間は、申し込んだ日を1日目として数える例があります[3]。月曜に申し込んだら、7日目は日曜です。

  1. 申し込んだ日に、体験の最終日とその前日をカレンダーに入れる
  2. 体験中に、自分が受けたい時間帯(平日の夜など)に講師の空きがあるかを見る
  3. イヤホンとマイクを用意し、ふだん受ける場所で通信や声の聞こえ方に問題がないか試す
  4. 25分のレッスンを2〜3回受けて、聞き取りや会話の速さについていけるかを見る
  5. 続けないなら、最終日の前日までに退会する。完了の画面やメールは残しておく

アプリは、Webから申し込むか、App StoreやGoogle Playから申し込むかで料金が変わるものがあります[3]。どこで申し込んだかで解約する場所も変わるので、申し込んだ場所を覚えておきます。

体験のあいだに「この時間なら続けられる」が見えなければ、そこでやめてかまいません。目的と回数が決まってから、もう一度選び直せば十分です。