1. 試験か仕事か、先に一つに絞る

「TOEICの点も上げたいし、会議でも話したい」と両方を一度に狙うと、講座選びで迷います。試験の対策と、人と話す練習は、使う教材も時間の使い方も違うからです。

まず、次の3か月で一番困ることを一つ選びます。

  • 昇進や応募の条件に、試験の点数が要る:試験の対策から始めます
  • 会議や電話で、英語で話す場面がもう来ている:仕事の英語の練習から始めます
  • どちらもまだ先:今は申し込まなくてかまいません

両方が要る人も、どちらを先にするかを決めて、3か月ほどしてから見直すほうが、お金と時間の使い方がはっきりします。

2. 試験なら、どの試験をいつ受けるか

TOEICには、聞く・読むを測るL&Rと、話す・書くを測るS&Wがあります。スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースはL&Rの対策です[1]。S&Wを受ける人には合いません。

次に、受ける日を決めます。試験日が決まると、払い方も決まります。TOEIC対策コースのベーシックプランは、Webから申し込むと月払いで3,278円、12ヶ月パックは一括32,736円で月あたり2,728円です[1]。

  • 2か月後の試験に向けて使う:月払いで3,278円×2か月=6,556円
  • 12ヶ月パックを買って2か月でやめる:32,736円を最初に払う

12ヶ月パックは月あたりが550円下がりますが、試験が近い人には先払いが重くなります。1年かけて受け続ける予定がある人だけ、まとめ払いを考えれば十分です。

アプリの教材で一人で進めるコースなので、講師と話すレッスンは入っていません[1]。毎日決まった時間に机に向かえるかを、先に手帳で確かめておきます。

3. 仕事なら、使う場面と練習の形を決める

仕事の英語は「どの場面で使うか」で、合う形が分かれます。

場面 合う練習の形
会議・電話で、相手とやりとりする 講師と話すオンライン英会話
まず決まった言い回しを口に出せるようにしたい 一人で進めるアプリ

講師と話す形では、レアジョブ英会話のビジネス英会話コースが毎日25分で月12,980円[3]、Bizmatesの毎日1レッスン(25分)が2か月目以降で月14,850円です[4]。どちらも「毎日」のプランなので、受ける回数で1回あたりが変わります。

  • 毎日受ける(月30回):12,980円÷30回=約433円、14,850円÷30回=495円
  • 週3回だけ受ける(月12回):12,980円÷12回=約1,082円、14,850円÷12回=約1,238円

週3回しか取れないなら、1回あたりは毎日受ける人の2倍を超えます。レアジョブ英会話の場合、ビジネス英会話コースは日常英会話コースとは別のコースで、日常英会話の月8回のプランのような回数制は料金表にありません[3]。毎日受けられない週が多い人は、そこも数に入れて考えます。

一人で進める形では、スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースのベーシックプランが月3,278円[2]、スピフルの1ヶ月プランが月5,478円です[5]。スタディサプリENGLISHは、新日常英会話・TOEIC対策・ビジネス英語がそれぞれ別のコースなので、申し込む前にコース名を確かめます。スピフルは話す練習に絞ったアプリで、発音や聞き取りの練習は目的にしていません[5]。

4. 無料体験と払い方を、申し込む前に見る

スタディサプリENGLISHは初回7日間の無料体験があり、申し込んだ日が1日目です。解約しなければ自動で有料に続きます[1][2]。スピフルも初回7日間の無料体験があり、プランを選んでカードを登録してから始まり、終了後は自動更新です[5]。

  1. 申し込んだ日に、体験の最終日をカレンダーに入れる
  2. 体験中に、ふだん勉強する時間帯で2〜3回使ってみる
  3. 続けないなら、最終日の前日までに解約し、完了の画面を残す

アプリの中から申し込むと、金額が変わるものがあります。スピフルの1ヶ月プランは、iPhoneのアプリ内課金だと7,580円です[5]。Bizmatesは料金ページに無料体験の記載がなく、初月の割引には「無料会員登録後3日以内」の条件があります[4]。割引の期限に急かされて決めるより、場面と回数が決まってから申し込むほうが外れません。

今は申し込まなくていい人

受ける試験の日付も、英語を使う仕事の場面も、まだ決まっていない人です。決まってから選び直しても遅くありません。