家族割は「回線数」で割引が変わる

大手3社の家族割は、同じグループの回線が多いほど、1回線あたりの割引が大きくなります。どの会社も1回線だけでは割引になりません。

1回線あたりの割引(月額・税込) 2回線 3回線以上
ドコモ「みんなドコモ割」(ドコモ MAXなど)[1] 550円 1,210円
au「家族割プラス」(使い放題MAX+など)[3] 660円 1,210円
ソフトバンク「新みんな家族割」(テイガク無制限など)[4] 660円 1,210円

金額はプランで違います。例えばソフトバンクのミニフィット2は、2人で220円、3人以上で550円です[4]。対象のプランでなければ、ドコモではこの割引は付きません[1]。

自分が抜けると、残る家族の割引が減る

例えば、ドコモ MAXを3人で使っている家族で、1人がほかの会社に移るとします。

  • 今:3回線なので、1人あたり月1,210円引き[1]
  • 1人が抜けたあと:2回線になり、1人あたり月550円引き[1]
  • 残る2人:それぞれ660円ずつ割引が減り、2人で月1,320円の値上がり

乗り換える本人の月額が2,000円下がっても、家族全体で見ると差は680円です。年にすると8,160円で、24,000円ではありません。

2人家族なら、1人が抜けると残る1人の割引はなくなります(ドコモなら月550円)。

数に入る回線・入らない回線を確かめる

家族の誰かが別のプランや別の会社に移るときは、その回線がまだ数に入るかで結果が変わります。

  • ドコモ:ahamoの回線は、みんなドコモ割の回線数に数えます[1]。ただしahamo自体は割引の対象プランに入っていません[1]。家族の1人がahamoに移るだけなら、残る家族の回線数は減りません。一方、キッズケータイプランやirumo(0.5GB)などは回線数に数えません[1]。子どもの回線を数に入れて「3回線」と思っていたら、実は2回線扱いだった、ということがあります。
  • au:UQ mobileの回線は、自宅セット割のグループにも入っている場合に限って、家族割プラスの回線数に入ります[3]。
  • ソフトバンク:ミニフィット+のように、割引は付かないけれど回線数には数えるプランがあります[4]。

グループに入れる家族の範囲も会社で違います。ドコモは代表回線から三親等以内なら同居・別居を問いません[1]。auは2025年7月から住所が違う家族も申し込めるようになりました[3]。ソフトバンクは同居のパートナーやシェアハウスの仲間も対象です[4]。今のグループに離れて住む親がいる場合は、その回線も数に入っています。

光回線とのセット割も見る

ドコモ光セット割は、ドコモ光の契約者と同じファミリー割引グループにあるスマホ1回線ごとに付き、ドコモ MAXなどなら月1,210円引きです[2]。乗り換える本人の回線からは、この分がなくなります。ahamoはセット割の対象外です[2]。

スマホに合わせて家のネットも変えるなら、もう一つ見ることがあります。ドコモ光が定期契約のプランだと、更新期間の外で解約すると解約金がかかります[2]。光回線の工事費や解約金は、スマホ代の差と同じ表に入れて比べます。

比べる手順

  1. 家族全員の今月の料金を並べる。まとめて請求されているなら、その明細に全員分が出ています。別々なら家族に聞きます
  2. 誰の明細に、どの割引が何円付いているかを書き出す(家族割、光セット割、カード払いの割引など)
  3. 自分が抜けたあとの回線数で、残る家族の割引額を出し直す
  4. 「自分の新しい料金 + 残る家族の新しい料金」を出す。光回線を変えるなら、その差も足す
  5. 1の合計と比べる

家族ごと移るときは、移る先の家族割を見る

乗り換え先にも家族向けの割引があることがあります。仕組みは会社ごとに違うので、人数分そのまま掛け算しないようにします。

  • UQ mobile:家族セット割は、トクトクプラン2などで1人あたり月550円引きです。自宅セット割とは重ならず、自宅セット割が優先されます[5]。
  • ワイモバイル:家族割引サービスは、2回線目以降の基本使用料が月最大1,100円引きです[6]。3人なら割引は2回線分です。

家族の同意がいる話なので、手順の表を作ったら一度家族に見せてから決めると、話が早く進みます。